Y コンビネーター

シードのアクセレータープログラム

プロダクトの作り方(1):マイケル・サイベル、エメット・シアー、スチーブ・ハッフマン Part 1

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(講義名のスライド)


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<マイケル・シーベル>

良い製品を開発する方法、の第一回目の講座です。

今日いらした方はどれも、この議題で成功を納めている方たちです。

私の名前はマイケルです。YCのCEOで、知っての通りバッチやプログラムを運営する手伝いをしています。こちらはRedditのCEOであるスティーブです。そしてこちらがTwitchのCEOであるエメットです。

軽く自己紹介していただけますか?

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<スティーブ・ホフマン>

たった今紹介してくれたじゃないですか!

(笑い)

Redditの共同創業者 / CEOです。コンピューター科学を専攻して、UVAを2005年に卒業しました。Redditでは5年間勤務して、その後5年間離れていました。その後また戻り、1.5年目になります。

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<エメット・シーア>

エメットと言います。イェールのコンピューター科学部を2005年に卒業しました。その後、大学卒業してすぐに起業しました。Google カレンダーが存在する前に、Google カレンダーの劣化版を作っていました。

<スティーブ>

Google カレンダーはあなたの製品のコピーみたいなものですよね?


<エメット>

そうとも言えるかもしれません。

その後、今ではTwichとなったJustin TVを創業し、2006年からずっとこれに勤めています。

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<マイケル>

それでは、あなたちのビジネスのKPIはなにで、どういうことなのか教えていただけますか?

あなた方がどれほど優れた製品開発をしてきたかの説明として。

<スティーブ>

自慢になりますが、先月に月あたりのアクティブユーザー数が3億になりました!

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<エメット>

いいですね。

(笑い)

すごい数字だと思います。

私たちの重要視しているメトリックは、何分見られたか、です。毎月Twitchでの動画が何分間見られているかの数字になります。そして、ちょうど300億分を超えました。今年になって初めて到達した数字なので、非常にわくわくしています。一ヶ月で、300億分です。

なので、私たちは月ごとのアクティブユーザーよりもこの数字を気にしています。

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<マイケル>

今回、この方達に12ほどの質問があります。なので、できるだけ多く答えてもらいましょう。

そして、最後の10分はスタートアップや、YCや、みなさまが好きなことについて話す時間にいたしましょう。では、初期段階についてアドバイスに集中したいと思います。彼らは、みなさまとは全く関連のない仕事をしているかもしれません。しかし、彼らが初期段階にうまくできたこと、うまくできなかったことについて聞くことができると思います。まず、YCで重要視していることの一つは、どのようにユーザーと話すかです。何度も繰り返して言っていることですが、あまり詳しく話されたことはないかと思います。なので、あなたたちがユーザーとどのように話をしているのか聞かせていただけますか?良い部分も、過去の間違いなどについても。

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<スティーブ>

もちろんです。まず、私が今日行うアドバイスは大きく二つになります。

一つ目はRedditでのことで、もう一つはHipmunkでのことです。しかし、それぞれ全く違う会社で、全く違う経験をしてきて、一つ気がついたことがあります;それぞれの会社によって、必要なアドバイスは全く違います。そして、様々な選択が可能です。また、一つの場所でうまくいったことだからといって、もう一つの場所でもうまくいくとは限りません。

例えばRedditでは、製品上でユーザーと話すわけです。これは、組み込まれたものです。初期にはコメントもコミュニティもありませんでした。なので、大量のメールが送られてきていました。なので、最初の6ヶ月ほどは、メールでユーザーと会話をしていました。その後に、コメント機能を搭載させたのです。

そもそも、ユーザーと話すしか方法がありませんでした。すると問題はどのユーザーの話を聞きたいかということ。そして、実際に何を言っているかということ。どういうつもりなのか、ということです。なぜなら、言っていることと、本当に求めていることが違うことが多いのです。Hipmunkでは、航空券やホテル予約を売っていたので、全く違いました。ユーザーと繋がるためのフォーラムがありませんでした。そこで、Olarkという、Javascripのチャット機能のようなものを使いました。私たちにとって本当に欠かせないことで、今でも使っています。例えば、ユーザーが困っているときは、Olarkを通じて連絡してくることができたのです。

もし、私たちに励ましや批判を送りたいのであれば、することができます。そして私たちも、RedditでのメールやHipmunkでのOlarkを通じて、怒っているユーザーを製品のファンに変えることができます。なので、このように不満を抱えているユーザーを丁重に扱えば、きっと最も忠実なサポーターの一人へと変わる変わることでしょう。私たちはこの変化をとても大切にしています。

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<エメット>

TwitchとJustinTVは、とても似ています。両方ともチャットつきの生の動画です。そしてJustinTVにおいて、私たち自身がユーザーでもあったのです。

私たちはテレビ番組をつくる製品を開発していました。その後は、ユーザーとあまり積極的に話をしようとしませんでした。良いアイデアは、すべて私たち自身で思いついて、作りました。話が少し戻りますが、初期において、自分のための製品を開発するというのも可能です。そして、もしあなたが本当に必要としているものを作っているのであれば、とても効果的であることもあるでしょう。他の誰とも話す必要なんてありません。確かに、自分以外の人について知るために、いずれその必要は出てくるとは思います。しかし、最初の3ヶ月間はひたすら自分の欲しいものを作りあげるのも良いでしょう。

しかし、本当に、本当に自分が欲しているものでなければなりません。本当に欲しいものなのかな?と疑問に思ったり、とりあえずかっこいいと思うだけではダメです。あなた自身が毎日のように使いたいと思えるものでなければなりません。その後、私たちは長い時間をかけて具体的にその欲しいものはどのようなものなのか想像しました。

そして、Twitchでやって良かったと思っていることの一つは、直接ユーザーとあって話をしたことです。以前まで、アンケートや、メールを通してしかユーザーと話したことがありませんでした。そうしてわかったことは、Skypeや、直接その人と会うことはユーザーへの理解を格段に深めることができるということです。また、私たちは、重宝するユーザーは誰なのか絞り込みました。私たちにとってそれは、配信者たちでした。ただの配信者ではなく、人気のある配信者たちです。2人しか視聴者のいないような配信者たちと話しても意味がありません。

200人視聴者がいる配信者たちと話したかったのです。そして、私たちは重宝すべきと思うような何人もの配信者たちと直接話しました。もう一つ良かったと思うことは、今はユーザーでなくても、ユーザーになって欲しい人とも話をしたことです。

Twitch以外のプラットフォームで配信している人たちとも話をしました。製品を検討して、それでも他の製品を使っているような人は、話を聞くのに最高の相手です。彼らこそ、製品の問題を理解しているといことだから。

なので、私が初期に学んだ最も価値あることは、すでにJustin TVも、UStreamも、3Dも、YouTubeも、使ったことがあり、しっかりとした理由の下で私たちの製品を使わないと決めた人たちから聞いたことでした。彼らは、私たちの抱えている具体的な問題を指摘してくれました。

07:52

Part.2 につづく...

原文 : https://blog.ycombinator.com/how-to-build-a-product-part-i-with-michael-seibel-emmett-shear-and-steve-huffman/
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