サム・アルトマン

Y Combinator 社長兼パートナー

ハードテック・スタートアップが戻ってきた

(注釈:これは2016年3月12日に書かれたブログポストを翻訳したものです。)

まず、カイル、ダン、そしてCruiseの残りのチームメンバー、おめでとうございます。皆さんはすばらしい進歩を遂げており、今後のさらなる活躍を楽しみにしています。

シリコンバレーに対するよくある批判は、たいてい自身では何も作っていない人々によって述べられるものですが、誰も「ハード・テクノロジー」に取り組まず、資金提供していないというものです。私たちはこの前提に同意しません − 最も重要な企業の多くは些細に見えることから始まるものです − が、ここで明確にしておきたいことは、私たちはより多くのハード・テック企業に積極的に資金を提供しようとしており、より多くのハード・テック企業が立ち上がるのを見たいということです。

YCでは、2014年にこれらの企業に対して本格的に資金提供を開始しましたが、広く論評されたことはこれは時間の無駄であるというものでした。その冬に資金を提供したCruiseはGMによって買収されようとしています。2014年の夏バッチ以降、YCを卒業してから最も多くの資金を調達している4社のうち3社が「ハード・テック」企業です。

私たちはさらに多くの大きな勝利を期待しています。YCのモデルは、私たち自身を含めたほとんどの人が考えているよりも、はるかにこれらの企業にとってうまく機能しています。

そのため、もしあなたがそれを始めることを考えているなら、話をしたいです。そして私たちは助けになると思います。(おそらく他の多くの人々も助けてくれるでしょうが、残念ながら、あなたはまだ大きな資金調達の課題に直面するでしょう。しかし多くの点において、簡単な事業よりも難しい事業を始めるほうが容易となります − 難しいからこそ、より多くの人がそのミッションに参画したいと思うのです。)

いつか株式市場が暴落し、それが及ぼす資金調達環境への影響についての考えをMediumに書いて他の人たちに共有しましょう − それは退屈なことで、いずれにせよ歴史はその人たちを忘れるでしょう。主要な問題を解決するために、長期的な視点を持ち、テクノロジーを用いることにこれほど良い時期は今までにありませんでした。そして今こそ、その解決策を必要としているのです。

異なるYCのパートナーは異なる関心事を持っていますが、私は特にAI(汎用型のAIと特定型のAIの両方が特定の業界に応用されます。そしてこれは現在のスタートアップの中で最も明白な勝利のように思われます)、バイオテック、そしてエネルギーを楽しみにしています。

あなたからのご連絡をお待ちしています。

原文 : http://blog.samaltman.com/hard-tech-is-back
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