マーク・サスター

Upfront Venturesパートナー

Snapchat IPOは実現しました。LAの次は?

私が初めて市会議員のエリック・ガルセッティ氏と席をを共にしたのは、ほぼ5年前の2012年3月15日でした。彼は当時LA市の42代目市長になろうとしていたころで、彼のビジョンの概要について語っていました。そのビジョンとは、選出された場合、”市議会をテクノロジーとイノベーションにオープンなものにする”というものでした。彼はマイケル・ブルームバークがニューヨーク市にもたらしたのと同じレベルの、テクノロジーへの集中とエナジーをLA市にもたらしたかったのです。


ガルセッティ市長の指導の下でLAの成功を目にできることは素晴らしいことです。そしてそれが明日、2017年3月7日に、皆が彼を再選出するように尽力すべきと私が主張する理由です。たった一人の投票も重要になるのです。

しかし、この記事はLAのもっと広い領域、状況についてです。


2012年の状況を思い出すのには、辛い部分があります。その頃はまだ、LAのVCとって投資家を、LAがVCに基金を積むにあたって素晴らしいマーケットであると説得することは難しく、またVCをLAがスタートアップ企業に投資するに値する良いマーケットだと説得することも難しかったのです。5年でいかにLAが変わったかを考えるととても感慨深いものがあります。そして、その4年間はガルセッティ市長の在任期間だったのです。


SnapchatがLAで本格的に始動し、最初のVC投資を促し、LAの最も認知されているスタートアップへの5年の階段を登り始め、Riot GamesやTinderと肩を並べる最大のIPO上場への階段を登り始めたのも、2012年だったと考えると辻褄が合いますね。


私が話すLPは最近口をそろえてこう話します。”私たちはLAに注目しなければいけないーそうだろう”そして、LAでのシードラウンドやAラウンドへの投資の場に注目しているマネージャーたちが爆発的に増加しているのも偶然ではありません。


そしてそれは紛れもない事実です。Snapchat、Riot Games、Tinder、SpaceXなどなど、またLAで立ち上がる次の大きな革新をもたらす新たなVCたち、これらはLAにとって素晴らしいものたちです。

LAはまだ始まったばかりです。最近ガルセッティ市長がUpfront Summitでスピーチしたように、

“LAで製品やサービスを成功に導けたのなら、それは世界規模のベータバージョンテストを一つの場所で成し遂げたのと同じことだ”

なぜLAがそこまで重要なのか?

  • アメリカの港に到着する全ての財の43%がLAとそのロングビーチ港をまず通る。まさに全アメリカへのゲートであり、ガルセッティ市長が言うように”太平洋の都”である

  • アメリカトップ25の大学の内の3つがあり、全国で最もエンジニアを輩出している唯一の街である

  • 今までになかった程、多くのエンジニアたちがLAに留まりたがり、そのさらに多くの全国のエンジニアが移住して来たいと思っているという、私が呼ぶところの”Snapchat エフェクト”が起こっている

  • LAは宇宙産業を立ち上げただけでなく、(人を月に送り込んだロケットは LAのJPLでデザインされた、そしてそれが私たちの最大のスタートアップがSpaceXである理由でもあります!)私たちは、Hughes Aircraftらと共に、航空宇宙産業をまるごと立ち上げた

  • LAはアメリカで最も多様性のある場所でありーもはや世界で最も多様性がある街でー200もの違う国籍の人々が暮らして、100以上の言語が話され、メキシコ、韓国、アルメニア、フィリピン、タイなどを含む39ヵ国出身の人々にとって、出身国以外で最も人口が集まっている場所である

  • そして、ガルセッティ市長が好んで言うように、LAは太平洋の都(アジア貿易の東方の都)だけでなく、アメリカの西方の都でもあり、(サンフランシスコベイエリアの2.5倍の大きさ、けれどLAはサンフランシスコを愛していますが:))そしてラテンアメリカにとっての北方の都でもある

  • LAは移民の街でー最も有名な居住者の一人のイーロン・マスクもアメリカの移民である事も忘れる事はできないー移民が多くの雇用を生み出している


しかし、スタートアップの成功も、テクノロジーでの成功も、移民の成功でさえも、当たり前と考える事はできません。多くの街がこれまで”未来恐怖症”にかかっていて、飲酒運転の減少に貢献してきたライドシェアリングのプラットフォームや、安価で利用できる一時的な宿の増加に貢献してきたAirbnbなどを弾圧してきました。来る今後10年間で、アメリカの街がテクノロジーが法律の挑戦に向き合っていくことを目にするでしょう。自動運転搭載車両、AI、ロボットによるオートメーションなどです。私たちは、ドローンから享受できる利点を強調する必要がありますが、私たち自身のドローンからの保護や安全も強調しなければいけません。私たちには、どのようにホログラムやARをプロモートしていくかの理解をする必要があると同時に、虚偽と現実の区別がつかないことからくる、信頼の浸食問題を進行させないために私たち自身を守る必要もあります。


国や街にとって、イノベーションこそが最も偉大な救世主です。しかし、最も大切な市民であったり、市民の連帯を傷つけないように、注意深く社会にイノベーションを統合することは欠かせません。

この苦しい時期だからこそ、私はエリック・ガルセッティ氏よりも適任なリーダーなどいないと考えています。また、アメリカで二番目に多い人口を有する街のリーダーとして、より輝かしい例なども他にないです。ガルセッティ市長は明日、2017年3月7日に再選挙を控えています。全てのLAの市民が投票所に出向き、市民の義務を果たすことを期待します。


このことは、400000人しか2013年市長選挙で投票しなかったこと、そしてたった20000票で市長の運命を左右することができたという事実を考えると、さらに重要になってきます。そして、あなたがLAに住んでいようがいまいが、ガルセッティ市長のUpfront Summitでの、なぜLAがお金、時間、雇用を投入するに値する街なのかを語った、10分のスピーチからあなたも多くのことを得られるでしょう。彼は真に才能のある思想家であり、雄弁家で、さらに重要なことに実行家なのです。

原文 : https://bothsidesofthetable.com/the-snap-ipo-happened-what-next-la-7d13d3353af9?source=rss----97f98e5df342---4
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