ハンター・ウォーク

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グーグルのような目標設定(たとえあなたがそうでなくとも)

10倍の要素を取り入れましょう。 つまり、「10%ではなく10倍の収益を上げるには、どうしたらいいのか」、「数パーセントのコンバージョンを向上させる機能に取り組むのではなく、もっと大きな成長をするには何が必要なのか」を問いましょう。単純で、常に即興のブレークスルーを生むとは限りませんが、これをチームで挑戦することによって、よりリスクが高くても、それ以上の報酬がある選択を見つけることができるかもしれません。

この哲学は、制約を取り除き、ありえない目標を設定するといった狂気染みた主張をするラリー・ペイジの下での最初の一年に教わりました。しかし、時間の経過とともに、私はそれを感謝、または挑戦の心で向き合うようになりました。

YouTubeの提案されたOKRを審査するための四半期ごとのミーティングなどは、格好の的でした。ラリーは特に、再生の一時停止の理由となっていた動画再生中のバッファリングを嫌っていました(ユーザーもこれらを嫌っていました)。不安定な状態のユーザー帯域幅、接続の中断、過度のクライアントCPUなどの原因を分類し、私たちに解決できることに優先順位をつけようと、プレイヤーとブラウザでのこれらの発生を追跡しました。 私たちの優秀なエンジニアリングチームとインフラチームは、世界10億人に高品質で途切れない動画提供をするYouTubeの能力を一貫して向上させていました。 しかしある朝、ラリーとの会話が突然変わりました。

「ラリー、今四半期にXからXの90%までにバッファリングを減らすことを目指しています...」とエンジニアリングリーダーが説明を開始しました。するとGoogleの共同設立者であるラリーは渡された紙から目を上げ、「バッファリングをゼロにすべきだ」と言いだしました。

こちらからできることや、コスト面での制限によって、なぜそれが当然不可能なのかを詳しく説明したところ、私はラリーの顔に以前にもみた表情を見ました。小悪魔染みて(あー、この私と徹底的に議論したいのかね?)、驚いたような(毎朝私は自分の優秀さを忘れてしまうが、こうしてミーティングをしていると君たちがいかにバカであるか思い知らされるよ)、といった表情です。

「バッファリングがゼロになる計画を持って来い。」そして会議が突然終わります。(実際には残りのOKRもしたのですが、ドラマチックな効果のために突然終わったことにしましょう)

もちろん、世界中でYouTubeのバッファリングを完全にゼロにすることはできませんでしたが、エンジニアリングチームへの挑戦はできました。本当に10倍の改善を試したいのであれば、何ができますか?全てローカルにキャッシュされた高速インターネットと、最先端のPCを世界中のユーザーに無料で渡すことができます。うまくいくかな? それがデザイン上の課題だったら? UXのアフォーダンスであるように見える、再生ボタンを押したときに再生される短かなアニメーション。このアニメーションの間に、ビデオをローカルにキャッシュすることができるので、接続の中断を許容することができます。我々が議論を始め、様々なベクトルがありましたが、どれも正しくも実用的でもありませんでした。しかし、全体的に見れば、最善の道を特定するのには役立ちました。そのため、ラリーの言うようなバッファリングゼロの計画には恵まれませんでしたがその後の四半期のOKRでは今まで以上に積極的になり、より上の目的のための議論がされるようになりました。

その規模がどうあれ、私がスタートアップと話すときには、ブレインストーミングと目標設定で最も簡単なアドバイスは、理性的な小さな最適化だけでなく、10倍のインパクトに関する会話の時間も設けるべきというものです。

原文 : https://medium.com/@hunterwalk/how-to-set-goals-like-youre-google-even-if-you-re-not-b3f2a4d07e48#.3x9iviaa0
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