アレックス・イスコルド

Techstarsのマネージング・ディレクター

良い結果を出すために創設者が守るべき基本となる3つの原則

最近我々は皆急いでいるように思う。創設者として常により速く作業を済まして次のステップに進みたい気持ちは分かる。ただ、急いげば急ぐほど、そしてより多くの仕事をすればするほど、時々正しいやり方で出来ていないことがある。

我々はスピードと量をこなす代わりに質のいい仕事をすることを犠牲にしている。

質のいい正しい仕事をすることに注意を払うことは重要である。急いでいてミスをしてしまうと、そのミスを修正するためにより多くの時間を要することがある。

つまり、もう少しの時間をかけて慎重に丁寧な作業をすることは決して時間を無駄にしているわけではない。

ここ何年も、私は自分の仕事が質の高いものであるようにいくつかのシンプルな原則に基づいて仕事をするようにしている。ソフトウェアのエンジニアとして働いている時にこれを学んだのだが、今となっては全てのことに取り入れるようにしている。

その原則はシンプルであること、完成していること、反復することである。

①シンプルであること

常に物事をできるだけシンプルにするようにする。

仕事をする際、1番シンプルで無駄がない方法は何か自分に問いかけてみよう。

何かを表現する時や作る時に最もシンプルで分かりやすい方法は何だろうか。

例えば、自分の書いたメールやブログは分かりやすいだろうか?この文を省いたり単語を省くことでもっとシンプルになるだろうか?といったような問いかけをするのである。

あるいは創設者と仕事をしていて、彼らのビジネスについて考える時にビジョンは明瞭簡潔なものか尋ねてみるとよい。あるいはもっとシンプルにすることはできるだろうか?

こういった場合にも使える。我々の投資家と創設者のマッチングプロセスはシンプルだろうか?もっとシンプルに効果的にするには何ができるだろうか?

こういった質問を意識して自分に問いかけることで、シンプルであること、を達成できるだろう。

②完成していること

次にあなたが作り上げたものは完璧かどうか確認しよう。

時にシンプルすぎることは根底にある問題を解決していないことがある。

アインシュタインが言っていたように、物事はできるだけシンプルな方が良い。しかし、それは無駄を省くという意味であって必要な部分までもを省いてしまってはいけない。

自分の書類、プレゼンテーション、課題、あるいは自分の書いたコードの一部を見て問いかけてみよう。これは本当に私が当初予定していたものだろうか?完成しているのだろうか?

③繰り返すこと

繰り返すことは3つ目のカギである。

仕事を見返してシンプルであるかどうか、完成しているかどうかを確認しよう。腕のいい編集者になったつもりで修正し、よりよいものにしなければいけない。有名な彫刻家になったつもりで細かいところまで丁寧に修正しなければいけない。

これ以上無駄を省けないという段階まで、またこれ以上付け加えると完成を通り越して無駄になってしまう、という段階まで繰り返し確認をしよう。

そこまでできたら少なくとも現段階では終わりである。明日になれば、もしくら1年後にはなにか変わることがあるかもしれないがその時はまた繰り返し確認し、質を上げればいいだけである。

この簡単な原則に基づき作業する。慎重に少しづつ磨きをかけて、妥当かどうかを自問自答し客観的な視点から見ることで今よりもずっといいモノを作ることができるだろう。

実際にこれを取り入れるには少しの努力が必要だ。しかし1度慣れてしまえば意識せずに行えるようになる。そしてスピードと質も自然とついてくるだろう。

質を上げるために必要なのは時間ではない、正しいアプローチが必要なのだ。

あなたが質の高い仕事をする為に使っている原則があったら教えてほしい。

原文 : https://alexiskold.net/2017/01/11/3-basic-principles-founders-can-follow-to-achieve-quality-results/
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