アレックス・イスコルド

Techstarsのマネージング・ディレクター

投資家との最初のミーティングで聞くべき11の質問 Part2

6.最後に投資をしたのはどの会社?なぜ?

これはシンプルだが妥当な質問である。回答がすぐに返ってくるかどうかでその投資家が熱心であるかどうか、そしていつその投資が行われたかどうかを確認することが出来る。

この質問によってその投資が成功するかしないかある程度目星がつくようになる。最後の投資からかなり時間がたっている?そうだとしたらそれが意味することは何?その投資家が定めている基準が高すぎるのか?あるいは今年はもう投資をする資金が残っていないのか?投資する予定だった数を聞いてみよう。全ての答えが分かるだろう。

そして「なぜ?」も聞くと良いだろう。投資するに至ったきっかけは?素晴らしい創設者だったのか、それともビジョンが良かったのか。あるいはそれとは全く違ったモノなのか。回答をしっかりと聞こう。その投資家があなたのスタートアップに何を求めているかが分かるだろう。

7.競合相手に投資したことはある?あるいはする予定はある?

この質問は必ずした方が良い。なぜなら投資家の中にはこの質問を聞かれるまで言ってくれない人がいるからだ。

たとえ身近でなくても、もしすでに競合相手に投資したことがあるのなら、あなたが彼らから投資を得る可能性はゼロに近い。いや、ゼロだと断言できる。VCは競合相手に投資することはない。エンジェルも同じだ。両方の会社をサポートすることが難しい理由は彼らが競っているからである。本質的に言うと利害の衝突である。

競合相手に投資をしたり、単に評価をしている投資家はわずかである。普通VCある分野で投資の計画を立てている時はかなりの調査をし、他の競合に取られないようにより多くの情報を集めようとする。VCはその分野の中で最も優秀な会社を選ぼうとするのである。

企業のアソシエイトから彼らがあなたの関わっている分野に興味があり、話をしたいという電話をもらうかもしれない。沢山の質問を受け、時にはプロセスを進んでいくこともあるだろう。そして最後にそれはただ結果を伴わないただの調査であることに気が付くだろう。

これは創設者にとって不公平に思われるかもしれないが、これが市場で起きている現実である。時間を無駄にしないために、傷つくことのないようにあらかじめ競合の投資について質問するか調査をするようにしよう。

8.私たちのビジネスで気になることは何?

これはRRE venturesのスティーブ・スクラフマン(Steve Schlafman)が提案した創設者が聞くと良い質問である。

なぜ私の会社に投資してくれないの?どこにリスクがあるって言うんだい?何が機能しないと思うんだ?何か間違ったことをしている?

このようなダイレクトな質問をすることでいくつかのことを得ることが出来る。まず、フィードバックを得ることに対してオープンで、それを尊重することを表すことが出来る。次にその投資家の意見に敬意を示していることを伝えることが出来る。

さらに重要なことは、毎月数百の会社を見ている投資家の考え方やモノの見方から価値ある情報を得ることが出来るだろう。

投資家が気にしていることは市場規模や買収のキャンセル、競合のことや金額にまで及ぶだろう。この情報を知っていることでその投資家の気がかりについて対応することが出来、投資プロセスの中でそれに専念することが出来る。

9.投資後の戦略は?

投資家には最初の投資の後にさらにその会社に投資をする者もいればしない者もる。どちらの戦略でも問題はないが、あなたの投資家がどちらのタイプかは知っておいたほうが良い。

特にエンジェル投資家から資金を調達していて、内部の投資家が後に続く投資をしてくれないのであれば、それは次のシードラウンドで苦労するかもしれないことを意味している。多くの会社がAラウンドに行く前にさらに多くの資金が必要で、その多くの資金は大抵すでに投資を行ってくれている内部の投資家から得ている。もし内部の投資家がさらなる投資をしてくれないのであれば、再び資金調達を行う必要がある。あなたが、Aラウンド前のシード期を終える位置にいるならこれは気を付けておいたほうが良い。

VCにとってダイナミックは意味が違ってくる。VCの中にはAラウンドをリードするであろうアイデアを持っていてシード期に少額を振り分け、残りをAラウンドで投資する戦略を採用していいる者がいる。しかしここには創設者が認識しておくべきことがある。もしその企業がAラウンドをリードしないと決めたなら、市場に何らかの問題があることが予測出来る。このダイナミックを取り戻すためにはその企業が投資している他の会社の創設者とつながっておくと良いだろう。

10.あなたが投資をしている会社に何かあった場合どのようなサポートをする?

多くの投資家が追加投資をすることで新たな価値を生み出すことについて話をする。その投資家がどのようなサポートをするのか具体的に聞こう。そして現在投資をしている会社での実際に会った例を聞くようにしよう。

巨大なネットワークを持った投資家たちがいる。大きなVCは採用と規模拡大において役に立つだろう。小さなエンジェル投資家は価格設定と財務モデルに強い。配分に関して詳しい投資家もいる。

どのタイプであれ、投資家はこの質問をされることが好きである。そして創設者にとっても役に立つ質問である。

11.あなたが投資している創設者で直接私が話できるのは誰?

投資家が創設者に関してリファレンスチェックを行うが、創設者も同じように投資家のリファレンスチェックを行うべきだ。その投資家が共に働いてきた2、3人の創設者の話を聞いてみると良い。

彼らと実際に繋がる必要はないが、投資家とのミーティングの後にするにはこれは良い質問である。どのような回答が返ってくるか見てみよう。

良い投資家はサポートしている投資家からの完璧なリファレンスを持っているだろうし、それほど優秀でない投資家はこの質問に答えることに気が乗らないだろう。

さあ、次はあなたについて聞く番だ。

あなたが最初のミーティングでした役に立つ質問は何だったか教えてほしい。

原文 : https://alexiskold.net/2016/09/21/11-questions-founders-need-to-ask-investors-during-the-fist-meeting/
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