アーロン・ハリス

Y Combinator パートナー

いつだってパーティー(ラウンド)?

2015年5月19日

アーリーステージでの投資において、現在では多くのパーティラウンドが発生しています。定義は様々ありますが、10人以上の投資家がいるラウンドをパーティーと呼ぶことは正しいように思われます。私の考えは、パーティラウンドによって企業は、必要なときに十分に気を配ってくれる、もしくは会社を橋渡しするほどの資金を援助してくれる投資家のいない状況に陥ってしまう傾向があるというものです。強力なリードが存在し、より小規模で有用な投資家を伴うラウンドは実際にはあります。それらは一般的に異なる力学を有します。

私が把握しようとしてきたことは、パーティラウンドの頻度が増えているかどうかということです。逸話的には、それは増えているように感じられます。パーティーラウンドが好まれるようになる何らかの変化がシリコンバレーであったのでしょうか?JOBS法(訳注:新規産業活性化法)によって、多数の小規模投資家が以前は合法ではなかった方法で企業を後押しすることが容易になりました。AngelListのようなプラットフォームは、資金を求める企業とそれを提供しようとする投資家のための、容易にアクセスできる中央集権型の手形交換所を構築することで、投資家を探す際に必要となる摩擦を軽減します。または、デモデイタイプのイベント(YCも含まれる)のサイズと頻度の拡大が、パーティラウンドが新たな標準となる環境を生み出したのかもしれません。

パーティーラウンドの総数が制御不能に上昇していることを期待しつつ、Crunchbaseを覗いてみました。興味深いことに、それは私が見つけたものではありませんでした。

実際に起こっていることは、より多くのスタートアップが資金を調達しており、それらの企業に向かうパーティラウンドの数は、おおよそ並んで上昇しているということです。本当に驚くべきことは、全ラウンドの%としてのパーティーラウンドが、2010年の3.7%のピークから2012年の2.2%へと実際には下がったことです。しかし現在では3.42%に戻りました。

そのため、アーリーステージの投資については、私たちは新たな標準を見ていないようです。 私たちは実際には昨年、落ち込みの後に全体的に安定したパターンを見ています。ここでの実際の話は、経済が金融危機から回復しつつある中での資金を調達するスタートアップの総数に関するものです。2014年は若干尾を引いているものの、その数字は明らかに上昇しています [1]。より多くのスタートアップはより多くのイノベーションを意味し、それは素晴らしいことです。

1回の資金調達ラウンドの構造と構成は、スタートアップの成功または失敗に対する最も重要な要素ではありません。それは単に物語の一部分であり、そしてあまり変わっていないように思われます。[2]

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[1] 2014年にその数が減少した理由はわかりません。2015年4月3日にこのデータベースで実行されたときのCrunchbaseが利用できるデータの関数である可能性があります。

[2] パーティーラウンドが肯定的な影響なのか否定的な影響なのかどうかについてはまだ興味がありますが、まだ答えはありません。

タイトルはここからインスピレーションを得ました:https://youtu.be/bDbpzjbXUZI

原文 : http://www.aaronkharris.com/party-all-the-time
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